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【奄美大島】子連れの観光客が冬の雨の日でも楽しむには?【旅行記】

奄美大島

季節は2月、奄美大島へ行ったはよいものの、滞在中の天気予報はずっと雨…島暮らし経験者にとって、雨の島は魅力が半減するのでは…と心配していましたが、さすが人気観光地!冬でも雨でも赤ちゃん連れでも!満喫してきました。

この記事では、こんな悪条件でも奄美大島を満喫した方法を実体験から紹介します。

なお、今回の奄美大島への航空券代は家族3人(夫婦+乳児)で12,000マイルほどで往復しています。

その理由は「【体験談】JAL「どこかにマイル」で12,000マイルが12万円分の特典航空券に!?」において紹介しています。あわせてご覧いただけると幸いです。

子連れなら一棟貸しの宿がおすすめ

2泊3日の行程で、「奄美Mahalo」という一棟貸しの宿に宿泊しました。2つの寝室に広いキッチン、リビングにはハンモック。とても広く綺麗な宿に1人あたり5,400円/1泊というリーズナブルな料金で泊まりました。

雨の日は宿で過ごす時間も多いですから、ベッドルームだけのホテルよりも、子どもが遊べるスペースがある宿がおすすめですね。

リビング

宿の詳細は「【奄美大島mahalo】子連れファミリーにおすすめの一棟貸しの宿【宿泊レビュー】」にて詳しく紹介しております。

水中観光船せと

今回の旅のメインイベントは「水中観光船せと」

せっかくの奄美の海を赤ちゃんと一緒に満喫したい!と乗船してきました。主に宿のある地区(瀧郷、名瀬など)から車で2時間ほどかかるので、事前に予約をされる際は移動時間にご注意ください。

  • 所在地 鹿児島県大島郡瀬戸内町大字古仁屋字大湊26-14(せとうち海の駅)
  • アクセス 奄美空港より車で約75キロ、約110分

乗船料金は一人2,500円。まあまあ高いです。

半潜水船といって船室は海中にあります。船室の窓からサンゴ礁や熱帯魚を観ることができる船です。大きな船で、救命胴衣を着けずに乗船できるので、赤ちゃん連れでも抱っこひものまま乗船できます。

せとの船内写真

雨が降っていても海の中はいつもどおり魚は泳いでいます。私たちが乗船した時も雨がぱらついていましたが、たくさんの魚がいました。

平日の雨の日ということもあり、私たちが乗船した便は貸切状態で、わが子も展望船室でのびのびハイハイをしながら奄美の海を満喫していました。

運がよければウミガメに会えるかも!?というアナウンスがあって、必死に探しましたが私たちは会えず…ちょっと残念に思いましたが、大丈夫です。この後存分にウミガメと戯れることができました♪

チケットを販売されていたスタッフの方によると、翌日の土曜日は朝から団体客で予約がいっぱいということでしたので、土日に行かれる方は冬であっても事前にご予約された方がよさそうです。


水中観光船「せと」の詳細をチェック

海洋展示館

海洋展示館

名瀬の岬の先にある、奄美市大浜海浜公園のなかにあるミニ水族館、海洋展示館です。運よく雨が上がったタイミングで到着できました♪

入場料は大人500円、3歳以下の幼児は無料。たくさんの熱帯魚を観ることができます。

「せと」でウミガメに会えず少々残念に思っていましたが、いました!ウミガメ!しかも見るだけでなく、エサやりをしたり、頭や甲羅をなでたりと戯れることができて大満足。

カメのエサやり

レタスをもりもり食べてくれます。産まれたばかりの赤ちゃんカメにも会えるし、大きな水槽で泳ぐ魚たちもゆっくり見ることができます。

海洋展示館の向かいには、白い砂浜の海岸が広がっていて、夕日がとってもきれいでした。

奄美海洋展示館の詳細をチェック

ひさ倉で鶏飯

 奄美大島の代表的な郷土料理。 江戸時代の頃、薩摩の役人をもてなすために「殿様料理」とも呼ばれ、むかしは鶏肉の炊き込みご飯のようなものであったらしい。
戦後もっとあっさりしたものをと工夫され、ご飯に細かく裂いた鶏肉と錦糸卵、パパイヤの漬物、しいたけ、ネギ、たんかんの皮、海苔、紅ショウガなどさまざまな具材をのせ、丸鶏を煮込んで作ったスープを注いで食べる現在の美味しい鶏飯になりました。

ひさ倉の公式HPより http://www4.synapse.ne.jp/hisakura/

奄美大島ではじめて食べた料理は、郷土料理の鶏飯!宿の近くのひさ倉へ行ってみました。

お店は広く、テーブル、座敷席で合計164名収容できます。授乳室やオムツ替えスペースもあるので小さな子連れでも入りやすいお店です。

だし汁とご飯、トッピングの具材が別々で提供されます。とーってもお腹いっぱいになります♪

鶏飯

美味しい!優しい味でした。

食べログでひさくらをチェック

ビックⅡ

この旅の中で毎日通いました!わが家の御用達となったビックⅡ。スーパー、ホームセンターという感じの大型店舗です。

食料品、日用品から奄美のお土産など、なんでも揃います。宿が自炊だったので、食材の調達とお土産を買いに毎日通いました。お土産は試食がたくさん置いてあります。

敷地内には、ブルーシールアイスが販売されてたり、他にもミニ動物園、植物園など、買い物だけでなく楽しめるポイントがあります。

中でも、訪れてよかったのがオオゴマダラという日本最大級の蝶が飼育されている、フルフラガーデンの蝶ハウス。

フルフラガーデンわが家が行ったときはオフシーズンで蝶が少なかったため入場無料でした。

オオゴマダラ

でも飛び交う蝶が20羽ほどいたかな?ふわふわと優雅に飛ぶ姿がとても癒されました。

黄金のさなぎ

そして感動したのが、さなぎ。黄金でキラキラしていてとってもきれい!最初はさなぎだと気づきませんでした。

たまたま中で作業されている女性に声をかけたところ、このハウスの蝶たちを飼育管理されている方でした。

基本的にお一人で、しかも独学だということに驚きました!虫が好きなお子さんの影響で、一緒に調べているうちに詳しくなったとのこと。人懐っこい蝶なので、呼ぶと近寄ってきてくれるそうです。

ビッグⅡの詳細をチェック

パン工房麦の実

龍郷にある、手作りパンのお店です。

  • 住所 鹿児島県大島郡龍郷町中勝2840
  • 営業時間 10時~19時
  • 定休日 水・木

店内の石窯で焼いています。

石窯

焼きたてパンが購入できます。地元の人いわく、10時の開店直後に行くのがおすすめだそうです。

パン

食べログで麦の実をチェック


さいごに

島の天気は本当に変わりやすいです。

今回の旅も滞在中の天気予報はずっと雨の予報でしたが、運よく晴れ間が覗く時間帯もありました。

子連れ、なおかつ限られた時間の旅には、雨が降っても楽しめる場所を行程に含めるといいですね。

今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。