人気すぎて追加生産しては完売が続いているモンベルの抱っこひも、ポケッタブルベビーキャリア。
やっと入手できました。
これまで、ベビービョルン、エルゴ、スリングと様々な抱っこひもを使ってきたわが家です。
これまで使ってきた抱っこひもの感想も踏まえ、モンベルを約2ヵ月間使用した感想をご紹介します♪
※2019.8.27
タイトルについての御指摘をいただきましたので修正いたしました。使ってみた感想(セカンド用にいいなという思い)を素直にタイトルに反映させました。
Contents
モンベル ポケッタブルベビーキャリアとは?
mont・bell(モンベル)といえば登山用品、アウトドア用品の製造、販売を行っているブランドですよね。日本で生まれたブランドで高品質、機能性に優れたアイテムが多い印象です。
そんなモンベルが発売したポケッタブルベビーキャリアとは、低価格、軽量、コンパクト(収納時)、疲れにくいと評判で人気の抱っこひもです。
価格 | 5,980円(税抜) |
重量 | 372g |
カラー | ブラック、ミッドナイトブルー、オイスター |
適応範囲 | 対面抱き:腰がすわってから(6カ月位)~13kg(24カ月位)、おんぶ:腰がすわってから(6カ月位)~15kg(36カ月位) |
収納サイズ | 高さ15×幅22×奥行き7cm |
軽量・コンパクトに収納でき、携行に便利なポケッタブル仕様のベビーキャリアです。「抱っこ」と「おんぶ」の2通りの使い方ができ、荷重をウエストで支える疲れにくい設計です。通気性に優れる素材を使用し、お子さまが蒸れにくくなっています。ハイキングやお出かけなどで、歩き疲れたお子さまの抱っこに最適。汚れたら洗濯機で丸洗いできます。
※出典元 モンベル ポケッタブルベビーキャリア 製品情報
なんといっても、重量は372g、たたむと化粧ポーチほどの大きさになるのが魅力で購入しました。
モンベルを購入するまで使ってきた抱っこひもたち
娘ひとりのために購入した抱っこひもはモンベルで4つ目。
モンベルに至るまでの抱っこひもの感想は以下のとおりです。
Baby Bjorn(ベビービョルン)
まずは、 ベビービョルン(ベビーキャリア オリジナル スピリット ブラックダイアモンド)。
新生児(体重3.5kg~)から使えることで有名ですよね。
わが家では後述するエルゴにインサートを入れて使おうとしたのですが、装着に手間取ることが多く、首が完全にすわるまではベビービョルン一択という状況でした。
しかし、娘が4カ月を過ぎたあたりから、肩だけで支えるベビービョルンの負担に耐えられなくなり、それ以降は普段はほとんどエルゴを使用していました。
(ちなみにベビービョルンは就寝中の災害時に娘をすぐに抱っこして避難できるように、緊急用として寝室に置いてあります。)
Ergobaby(エルゴ)
ベビービョルンと同時期に購入したのがエルゴ(オーガニック)です。
抱っこ紐で外出する機会が増えてからは、エルゴを多用していました。
エルゴについては、たくさんの方々がレビューされているとおり、肩の部分が広く、腰のベルトもしっかり作られているため、負担が分散されます。
新生児期からエルゴで使いたいという方はインサートを使いましょう。
スリング
スリングは自治体主催の抱っこ講座を受講して魅力を感じ購入しました。こんな感じのですね↓
スリングの使い方は一見難しそうですが、慣れてしまえばとても簡単です。軽量で洗濯機でも洗えるところがいいですよね。
密着度が高いので子供もよく眠ってくれます。
ただ、片手を添えないと不安なため、両手がふさがる状況が多いことや、リュックが背負いにくいということで、うちでは登場回数は少なめです。
もっと月齢が低い時の寝かしつけなどに使いたかった。。。
そしてmont・bell(モンベル)へ…
1歳2ヶ月を迎えて購入したのがモンベルの抱っこひもでした。
それまで、毎日のように使っていたエルゴですが、私が小柄な体型のため、背中のバックルを一番きつくしても肩紐がだんだんと落ちてきてしまうし、大人の体への負担軽減のための分厚い腰ベルトや肩紐が暑苦しいなと感じていました。
さらに、月齢が低い頃はベビーカーを嫌がって乗ってくれなかったのですが、歩き始めた1歳頃からは逆にベビーカーでご機嫌にお出かけするようになり、抱っこひもの登場回数が徐々に減っていました。
ベビーカーの補助で毎回重たいエルゴを持ち歩くのが煩わしい…、しかし、ぐずったわが子をスリングで抱っこしながら片手でベビーカーを操縦するのは大変。。
と思っていたところ、タイミングよくモンベルの抱っこひもに出会ったという次第です。
使ってみた感想。モンベルの抱っこひものいいところ
軽い!
本体が372gととっても軽いです。缶ジュース1本分程度です。
軽いからといっても作りは頑丈です。ハイキングなどアウトドアに対応するほどですから。
エルゴの重さに負担を感じていた私にはこれが一番うれしいポイントでした。
コンパクト!
収納すると高さ15×幅22×奥行き7cmです。
ポケットに収納した感じは、中身がパンパンに入った化粧ポーチのような感じです。
荷物が多いリュックに入れても、いつものおでかけセットもちゃんと入ります。もちろん、ベビーカーの荷物入れに入れても全く場所をとりません。
しっかりとしたホールド感
軽くてコンパクトという点ではスリングも同じなのですが、スリングは両手がふさがると子どもを支えるのに不安があります。
モンベルの抱っこひもは、エルゴのようなごわごわ感(私が小柄だからなのかもしれませんが)がなく、生地が軽くて薄いのでスリングのようにピタッと子どもが密着するような感覚で、かつ、エルゴのようにしっかりとしたホールド感があります。
使い方がエルゴとほぼ同じ
普段使い慣れているエルゴと構造や装着の仕方がほぼ同じです。
使い出しがとてもスムーズでした。スリングは全く使えない夫も、モンベルだとサイズを調整すれば問題なく使えています。
値段が安い!
エルゴなどは2万円前後しますが、モンベルの抱っこひもは5,980円(税抜)。
わが家が購入したスリングよりも安くて驚きました。この価格なのにこの機能性は素晴らしいと思います。
洗濯機で洗ってすぐ乾く!
子育てグッズって洗濯機で洗えてなんぼだと思います。そして素材がナイロンなので、すぐ乾く!素晴らしい!干す時は収納されているフードを出して干すとより早く乾きます。
改善してほしいところ
たたむのが大変
これ、購入者全員が思うところではないでしょうか。
とってもコンパクトになるし、収納する袋を別に持ち歩く必要がないので、その点はとてもよいのですが、収納ポケットもコンパクトすぎて入れるのが大変です。
ファスナーがいつもぎゅうぎゅうで壊してしまわないか心配です。パパッとしまえるともっといいのになぁ。たたみ方の動画があるくらいなので、みんなが思っているところですよね。
でも2ヶ月も経つと慣れてきます。慣れるまでが多少苦労するかもという感じです。
子どもの股部分の幅が広すぎる(かも)
抱っこ講座をされている講師の方に指摘されたのですが、子どもの股部分の幅がかなり広めに作られています。
強度を保つためにはやむをえないのかなと推測しますが、子どもの股関節に負担がかかります。
適応年齢は6カ月からとされていますが、特に股部分から膝が出ないような月齢が低い小さな赤ちゃんには慎重になったほうがいいかもしれません。
1歳2ヶ月のわが子もあまり長時間の抱っこにならないよう気を付けています。
売れすぎて入手困難
わが家はモンベルの販売店に行って予約をし、1か月半後の受け取りでようやく入手することができました。
スタッフの方に伺うと、予約分しか追加生産が追い付かない状況だそうです。
黒、紺、ベージュの3色(2019年6月時点)があり、カタログの色味と実物の色がちょっと違う(特に紺色)ので、実物を見てからの購入をおすすめしますが、なかなか売っていない状況が続いています。
まとめ~こんな方におすすめ
モンベルポケッタブルベビーキャリアは、以下のような方におすすめできます。
- 子どもが歩くようになって、ずっと抱っこをする必要がなくなってきた。でも、いざというときはやっぱり抱っこひもが必要な方。
- ベビーカーや車移動がほとんど。
- 産まれてから使ってきた抱っこひもが重く、邪魔になってきた。
- セカンド用の抱っこひもを探している方。
長時間の抱っこになると、やっぱりエルゴの方が翌日の肩こりがマシです。
ということで、
使ってみた感想として、メイン(エルゴやベビーカー)の移動手段を補完する役割としては最適と判断しました。