この記事は帰省先でチャイルドシートを無料で借りる方法について紹介しています。
東京で暮らしている若い家族には車を持っていない方も多いですよね。そんなわが家も自宅に駐車場があるのに車は持っていません。
同じように子育て世帯で車を持っていない方にとって、帰省時の子どものチャイルドシートをどうするかという問題はあるあるですよね。
年に数回の帰省のためにチャイルドシートを購入するか否か…悩みどころだと思います。
今回はそんな子育て世代には必須のチャイルドシートについて、節約方法をご紹介します。ポイントは交通安全協会を利用するということです。
Contents
そもそもの話。チャイルドシートは必ず使いましょう
6才未満の子どもを車に乗せる場合には、チャイルドシートの使用が義務付けられています。6歳未満児においてチャイルドシート使用しなかった場合の致死率は、使用していた場合の11倍となっています。(平成28年警察庁調べ)
親の行動で減らせるリスクです。是非、チャイルドシートを利用しましょう。
交通安全協会でチャイルドシートを借りる方法
そう、お住いの交通安全協会でチャイルドシートを無料(一部有料)で貸出してくれることがあるのです。
私は里帰り出産でした。実家から産院までは距離がありましたから退院後、車で帰るしかないのですが第1子でありチャイルドシートは持っていません。近くに借りられる人もいませんでした。
そんな時に助けられたのが交通安全協会のチャイルドシート無料貸出しでした。
そもそも交通安全協会って?
車の免許を持っている方は耳にしたことはありますよね。運転免許更新の際に交通安全協会への入会と会費の支払いを求められた方も多いと思います。
交通安全協会とは交通安全に関する普及啓発活動や免許更新時の講習テキストなどを発行している非営利法人です。
交通安全協会の会費は?
それぞれの地域の交通安全協会によって異なります。おおむね更新のたびに次回更新までの年数×500円程度の費用が必要となります。ゴールド免許の方は5年×500円だとすると2,500円…。
加入が任意となると、積極的に払おうとはなかなか思わないかもしれません。
交通安全協会でチャイルドシートを借りるには?
交通安全協会でチャイルドシートを借りるために必要な条件は、レンタルする人が会員であることが必要です。例えば、帰省先の実家の車を借りる場合、実家の両親がその地域の交通安全協会の会員であれば貸してもらえます。両親にお願いして借りてもらいましょう。
どこでどうやって貸してくれるの?
残念ながらすべての交通安全協会で無料レンタルをしているわけではありません。また、所有台数や種類(乳幼児用or学童用など)も地域によって異なります。
これはお住いの地域の交通安全協会、帰省先の交通安全協会に確認する必要があります。
レンタカーのようにWEBで予約というわけにはいかないので、お電話でとりあえず以下のことを問い合わせてみましょう。
- チャイルドシートの無料(有料)貸出しはしているか?
- 何歳児用のチャイルドシートが使えるか?
- (使いたい時期は)予約可能か?
帰省先の地域の交通安全協会が運よくレンタルをしているとわかった場合、予約の際に貸出・返却方法、時間等も確認しておきましょう。
宅配などは対応しておらず直接協会の事務所や警察署まで行って借りるというのが一般的です。貸出日に取りに行けないでキャンセル扱いとされないよう、必要に応じて実家の両親などにお願いして取りに行ってもらいましょう。
予約可能期間や貸出し期間はどれくらい?
地域の交通安全協会によりますが、私が帰省の際に借りている交通安全協会では、2か月前から予約可能で、貸出し期間は2週間というところです。返却の際に予約が他に入っていなければ再貸出しもOKでした。
ただし、ゴールデンウィークやお盆、年末年始などは予約が大変混み合います。予約可能となったタイミングで早めに予約しましょう。
お住いの自治体でチャイルドシートを借りる
どうしても無料あるいは安く使いたい!という方はお住いの自治体にも確認するとよいです。
自治体の補助制度としてチャイルドシートのレンタル補助をしていたり、自治体が無料貸出しをしているところもあります。こちらは交通安全協会と違って、住民であれば利用が可能です。
自治体のHP等で確認してみましょう。
さいごに
今回の記事はチャイルドシートをお得に使う方法を紹介しました。交通安全協会で無料で借りられることはあまり知られていません。せっかく会員であるのならば(入会するのならば)お得な制度は使い倒しましょう♪
- お住いの地域か帰省先の交通安全協会・警察署に無料貸出しをしているか確認
- 貸出しありの場合、交通安全協会に入会する(実家の親族が入会していたらラッキー)
- 貸出期間、予約可能時期を確認し、電話で予約する
- 貸出しの際は直接取りに行く
ですが、残念なことにお得に借りることができなかった場合、その時はもうお金を払って借りるか買う。そもそも移動手段に自動車を使わないという選択を検討していただければ幸いです。節約<子どもの安全ですからね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました♪